走る

走っても走っても、逃れられないものがある。

ここ数か月は朝、走るようにしている。高校のときは、体育授業で走るのが苦手だったし、運動とは程遠いの自分。なのに6年後の今は一時間走り続けても足りないと感じるのは不思議なことだろう。

昔の自分は体が汚れたり濡れたりするのが嫌いだった。今の自分は汗をかいてびっしょびっしょになるのが好き。昔は外に出るのが億劫で仕方なかった。今は部屋に籠るのが相変わら好きだけど、朝起きて外に出て走るのも好き。人間は変わるものなんだなぁと、当たり前のことだけど。ただ…

走っても走っても変わらないことがある。どこに行ってもずっといる、鏡を見なくてもずっと見える。何をしても逃れられない。

逃れるべきものではないから。太陽がこの山を優しい光で抱くように、抱いて抱いて受け入れる。

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